こんにちは。
中国では今日11月11日は独身の日で、光棍節(こうこんせつ)と言うそうです。
光棍の語源はスラングで独身者、こん棒という意味でもあり、数字の1がシングルの意味にもとれる為、1が4つ連続して並んでいるこの日が「独身者の日」として中国のインターネット上で広まったとの事。
元は南京大学の寮生たちが始めたイベントとされており、独身者同志が集まってパーティーを開いたり、独身者が結婚相手を探したりといった、様々な活動が行われています。贈り物をすることも流行っていて、中国最大のEC企業のアリババグループは毎年11月11日に大きなECセールイベントを行い、今年は円換算で4兆円の売り上げ見込みで、特にコロナの影響で旅行に出れないこともあり、海外製品が今年は特に売れそうだとの事です。
私は前職の外資系企業でで多様な国籍のメンバーと仕事をしましたが、その中には中国のメンバーもいました。
中国は国土が広いこともあり、同じ中国出身でも随分とキャラクターも違い、彼らも地域によって性格や習慣が違うことを教えてくれて、中国をひとつのイメージや固定観念でとらえて欲しくないと言っていたことを覚えています。
そういう意味では、結婚はお互いの相性もさることながら、家族になるということは、それぞれの育った環境や慣習、文化などを理解する事も重要なポイントです。
これまでも同郷同士や食文化が似ていたりなど親和性のあるカップルが成婚していくこともあり、逆にほとんど共通点がなくても相互理解や共感力の強い方々がうまくまとまるケースは多いです。
まずはお互いを分かり合うことが重要な要素ですね。
今日は隣国のビックイベントから感じたことを書きました。